電車と気動車の協調運転 【北海道交流戦の旅③】

【6/16　963M　札幌にて】
3日目は朝だけ、札幌周辺で鉄活動・・・
前日、撮影したオホーツク2号・・・キロキュー入りの貴重な編成ですが、札幌到着後、苗穂に待機していましたが、観戦中に目撃情報を確認すると、オホーツク3号で折り返すことはなかったようです・・・

今までの流れを見るとオホーツク2号の後は翌日の3号に入ることがあるようです・・・が、絶対ではないので眠い目を擦って翌日朝に運転されるオホーツク1号の撮影に出かけました・・・

飲み会が終了し締めのラーメンを食べてからまだ4時間・・・面白いもので腹も減ってません・・・（当たり前か・・・）

すすきのの宿から飛び出して、始発の南北線に乗車・・・乗り換え時間わずかで乗ったのは人生初の141系でした・・・

【6/16　963M　苗穂にて】
箱は客車・・・下回りは気動車・・・見事なニコイチです・・・

札幌を同時に発車する函館本線の電車には加速で負けますが、車体が軽いのかエンジンが高性能なのか、そこまで差は開きませんでした・・・

同じように客車から気動車へ改造された例はありますが、ほとんどが短命・・・
去年、津山で出会ったキハ33系も50系からの改造ですが、すでに引退済・・・

客車の強度がエンジンの振動に耐えられないようです・・・
構造計算を行い、補強を的確に行ったことで、環境の厳しい北の大地でも、札幌～東室蘭の長距離運転でも無難にこなせるようです・・・

改造を担当された方が、非常に優秀であったことが分かります・・・

【6/16　71D　苗穂～白石にて】
苗穂駅で降りて白石方の線路脇の道を歩くこと15分・・・有名な複々線にやってきました・・・

撮影するオホーツク号が走行するのは一番奥の函館本線下り線・・・
駅寄りのカーブでは信号機や障害物が多いので、白石方の直線部にやってきました・・・

カメラを構えると側面まで陽が回っていません・・・経験的に薄く当たると思っていただけに、ちょっとショック・・・
しかも、ベスト位置に函館本線の上り普通列車が被ってしまい万事休す・・・

やってきた編成がキロハを組んだ、6月いっぱいで引退する編成組み合わせだけに大ショックです・・・
早起きは三文の徳ではないのか・・・

【6/16　苗穂運転所にて】
駅の方へ少し戻り、地下通路で運転所にやってきました・・・

列車から見えるという事は道路からも見えるはず・・・なんて淡い期待をもって訪れると、居ました、キロ９を組み込んだ編成が・・・

すっきりと編成写真も撮影することが出来ました・・・

真ん中2両がとかち色なのがよくわかります・・・5両編成の中央にいるのがキロ９です・・・

実は後日わかったことですが、この時車庫に戻った際に、奥から2両目、もう一両のとかち色、中間に入っている先頭車のヘッドマークが盗まれている事がわかったようです・・・

なんでそんなことをするのでしょうか・・・

そもそも部品を盗んでどうするのか・・・売るのか・・・飾るのか・・・
どちらにしても、罪悪感に包まれそうですが・・・

【6/16　苗穂運転所にて】
サイドに回ってキロキューの側面へ・・・

他の車両が改造される中、唯一原型のまま残ったキロ182　9番・・・
エンジンも換装されることなく、色こそ違えど製造当初の形のまま35年が過ぎました・・・

1両しか存在しないので、定期運用に入ることは出来ず、予備車的な存在のまま現在まで生き延びていることは、他社ではありえない奇跡です・・・

違う車両が火災を起こしてしまった事もあり、エンジン出力が強化された車両で統一される予定なので、お役御免といったところでしょうか・・・

【6/16　苗穂運転所にて】
ちなみに、こちらがキロハ182・・・キロ182を改造して半室普通車にした車両です・・・

ドア右横に窓が設置されている部分が、改造され増設された普通座席です・・・

こちらの車両も6月いっぱいで定期運用を失います・・・

この車両も改造されているとはいえ、エンジン未換装の初期のキハ183系の一族・・・
この車両自体も貴重なものなのですが・・・

【6/16　苗穂駅にて】
苗穂駅は11月に新築移転されます・・・

すでに札幌駅側に新しいホームと駅舎が完成していました・・・

改札口の解放感、古い跨線橋、狭いホーム・・・この古い感じが好きだったのに・・・

大文字の看板、長い跨線橋、濃紺の制服、サングラスを掛けた運転士・・・

いまだに国鉄臭さが残るあたりが好きなJR北海道なのですが・・・また一つ臭さが減ってしまいます・・・

【6/16　963M　桑園にて】
不完全燃焼なので、ホテルに戻ってひと眠りする計画を変更し、電車と気動車の協調運転を撮影することにしました・・・

撮影場所に悩みましたが、撮影できる場所はどこも光線が悪く、銭函まで行けばなんとかなりますが、すでに時間がない・・・

悩みに悩み・・・朝食が優先・・・なんて案まで考えていると桑園でしか撮影出来なくなりました・・・

【6/16　963M　桑園にて】
電車と気動車の連結部を・・・

動力方式が違うから加速、制動の制御は難しいでしょうね・・・同じような性能曲線は描くことが出来ないので、たぶん電車側で加速度等を調整していると思われるのですが・・・

ちなみに気動車には振り子機能までついているというから、驚きです・・・

まさにスーパー気動車・・・

これにて鉄は終了・・・ホテルにてひと眠りし第2戦に向かいます・・・

【6/16　大沼だんごにて】
おまけ・・・

今回、食べ物を紹介する機会がなかったので、ここで・・・沼の家の大沼だんごです・・・

室蘭から千歳までの特急列車で購入しました・・・
スーパー北斗号は車内販売が一部の列車で終了していますが、半分の列車は車内販売をしてくれます・・・さらに号数限定でこのように限定品を販売してくれサービスまで行っており、うれしい限りです・・・

長時間走るから車内販売の需要あると思うのは私だけでしょうか・・・

【6/16　大沼だんごにて】
こちらは東室蘭で購入した、やきとり弁当・・・

室蘭がやきとりで有名だなんて初めて知った・・・

まぁ一番驚いたのは焼き「鳥」なのに、使用している肉は豚バラ・・・焼き豚やん・・・

肝心のお味は・・・甘辛いたれに、辛子がきいて・・・

お酒に抜群に合いました！！おいしかった・・・あのタレどっかで手に入らんかな・・・