絶景 【北海道交流戦の旅②】 [JR北海道]
【6/15 3183M 朝里~銭函にて】
ナイターまで時間があるので、撮り鉄しながら時間をつぶします・・・
目の前に広がるのはお馴染みの日本海・・・
海が西側に広がっているイメージが強いので、北向きに広がると違和感があります・・・
特に午後のこの時間帯の光線で、側面から撮影することは、少し前まで主戦場にしていた新潟あたりではできない為、本当に日本海かと思ってしまいます・・・
これだけ雄大な景色の場所ですが、ここも札幌通勤圏内・・・札幌まで30分程で行けてしまうことも驚きです・・・
日本各地で電化や複線化と同時に線形改良が行われ、海岸線を曲線で走るルートは、少し内側へトンネルで直線線形に直されることがあるのですが、ここは開通当時のままのルートを電化された珍しい場所です・・・
車窓からは先に続く線路が海の向こうに見えて、楽しませてくれます・・・
【6/15 苫小牧にて】
この日は日高本線からスタート・・・送り込み回送を兼ねた、朝いちばんの下り列車に乗車します・・・
編成は日高色と北海道色の3両編成・・・現在の日高本線の最長編成です・・・
この列車に乗って鉄路で行ける鵡川を目指します・・・
勇払までは住宅が点在しますが、その先は平原を直線で走ります・・・
すぐ近くが海岸線なので平原ではなく海岸といった表現が正しいかもしれませんが・・・
海側は大きな工場と時々見れる海・・・山側は地平線が広がっていました・・・
【6/15 鵡川にて】
鵡川に到着しました・・・折り返しは乗って来た列車の最後尾にぶら下がっていた北海道色の単行となります・・・
日高色の2両は、鵡川で一休み・・・1時間後の上り列車になります・・・
この先、鉄路が失われている為、代行バスが駅前に停車しています・・・
【6/15 勇払にて】
折り返して苫小牧の一駅手前勇払にて下車・・・
先ほど切り離した2両編成を撮影しようと考えました・・・
勇払駅は島式ホーム1面2線に構内踏切で駅舎と結ばれた駅だったようです・・・
交換設備は撤去され、1面1線に改造されましたが、昔の形がそのまま残っていました・・・
【6/15 安平川にて】
駅から鵡川寄りにある安平川橋梁の袂へ・・・
海岸沿いは比較的工場が並んでいますが、内陸は何もありません・・・
地平線が広がり、流れの緩い川との組み合わせに北海道を感じています・・・
【6/15 2224D 浜厚真~勇払にて】
日高色2両の写真を・・・本当は海と絡めて撮影したいのですが・・・鵡川までの区間では難しいです・・・
風景が綺麗で有名な日高本線も高波の影響で線路が流出し、ほとんどの区間が不通に・・・
撮影してみたいですが、昨今の状況を鑑みると鉄路で復旧されることはないでしょうね・・・
【6/15 勇払マリーナにて】
後続の日高本線の列車は1時間後、しかし苫小牧市内なので、バスが充実しています・・・
撮影地近くを走るバスに乗って室蘭本線の沼ノ端駅まで移動します・・・
徒歩では少し距離がありますが、バスならば15分程・・・
これで効率よく撮影出来ます・・・
【6/15 岩見沢にて】
室蘭本線に乗って、岩見沢を目指します・・・・
過去の栄光を象徴する非電化複線を単行のキハ40で快走します・・・
ローカル線とは思えないほど、スピードも出る上に、複線なので交換待ちもなし・・・あっという間に岩見沢に到着しました・・・
乗り換え時間が少ないので、とりあえず乗り換え列車のホームへ・・・
ここからだと、ホームに設置されたばんえい競馬のオブジェと乗ってきたキハ40の並びが撮影できました・・・
【6/15 72D 豊幌~江別にて】
いしかりライナーに乗って江別へ・・・ちょっとずるして江別からタクシーで夕張川の橋梁にやってきました・・・
目的はオホーツク2号・・・
実はオホーツク、大雪号共に7月1日から編成変更が行われるんです・・・
3月のダイヤ改正前に訪問した際も書きましたが、函館本線を走る北斗号にはキハ183系を高速改造した車両が使用されていました・・・
一方石北本線のオホーツク、大雪号には高速未改造車と40年前に製作された初期のキハ183系が使用されていました・・・
北斗号がダイヤ改正で261系に置き換わったことで、余剰となった車両がオホーツク、大雪号に充当することになり、比較的新しい高速改造車を使用して初期車が廃車されることになりました・・・
置き換えには残る未改造車との連結が必要になりますが、高速改造車はブレーキやエンジン出力が異なっている為、未改造車とも連結できるように改造が必要です・・・
これが3月のダイヤ改正後行われており、改造の進捗に伴い車両の入れ替えが6月上旬から始まりました・・・
それまで一定に保たれていた編成が崩れだし、今まで見られなかった車両の組み合わせが次々生まれていきます・・・
過渡期ならではの編成を撮影するのが目的でここまでやってきたという訳です・・・
組み合わせは複数ありましたが、そのうちの1本に注目の編成が生まれました・・・
初期車で唯一未改造として生き残っているキロ9とパワーダウン改造を行った「とかち」色のキハ183-406を連結した5両編成・・・
この日もこの編成を撮影する為に、平日だというのに3名が集まりました・・・
先頭車両はHET色、2、3両目にとかち色が連結され、さらにその後ろの2両はHET色の組み合わせ・・・
【6/15 ?M 江別~豊幌にて】
撮影後、撤収しようと準備していると、一緒に撮影された方から735系の試運転が間もなくやってくると教えてもらいました・・・
正直、北海道の車両に詳しくない私・・・735系と聞いて、まったくピンときませんでした・・・
こっそり現地でWikipedia先生で調べてみると、アルミ車体の2編成しかない貴重な車両だとわかりました・・・
それならば撮影しなければ・・・という事で、反対側を向いて待機・・・
折角の試運転幕はシャッタースピードが速すぎて見えません・・・
が、側面に帯がない外観から見たことがない車両・・・教えてもらって感謝です・・・
【6/15 苗穂にて】
さらに、さらに試運転を教えていただいた方から最寄駅まで車で乗せてもらえることになりました・・・
正直、豊幌駅まで歩こうと考えていたので、だいぶ助かりました・・・
乗せてきてもらえたのは野幌駅・・・北海道を滅多に訪れない私は、野幌駅がどこにあるのか?何線の駅なのかすら解っていませんでしたが、江別から2駅先とわかると一安心・・・
やってきた列車はいしかりライナー小樽行・・・とりあえず乗車です・・・
ここで気づいたのですが、いしかりライナーと名のつく区間快速列車に複数のパターンが存在する事・・・
江別~札幌間か札幌~手稲間を快速運転しそれ以外を各駅に停車するパターンのようです・・・
一応、行き先表示のいしかりライナーの部分で色分けを行い、周知しやすくしているそうですが、わかりづらいです・・・
快速運転する区間が違うのであれば名称も変えてほしいのが本音・・・
いしかりライナーが江別~札幌間で快速運転、さっぽろライナー(仮称)が札幌~手稲間で快速運転とすればもっとわかりやすいと思うのですが・・・
もしくはいしかりライナーのままで、どちらか片方ではなく江別~手稲を快速運転してほしいです・・・
JR西や東では直通運転の拡大で需要が増えていますが、それを見習えば利用者はもっと増えると思うのに・・・
後、札幌での停車時間が長いから、なんとかしてほしい・・・もう少し直通客に目を向けて・・・
乗車中、平日だけあって普段見られない列車がいっぱい・・・
夕張川へ向かう途中では733系3000番台の新車の試運転と幌向ですれ違い、735系の試運転も撮影できました・・・さらに移動中苗穂で721系の入場まで・・・
苗穂工場へ入場へはJR北海道DE10が使用されるのですが、出場で本線へ引っ張り出すときはJR貨物のDF200が使用されるそうです・・・
なぜ無駄な経費をかけているのか・・・
【6/15 銭函にて】
乗った列車は小樽行・・・まだまだ時間はあるので、以前から訪れてみたかった石狩湾を俯瞰する撮影地を目指すことにしました・・・
銭函駅で下車するとキハ200が中線に・・・
折角なのでほしみ側の踏切を渡って写真を撮るとこにしました・・・ちょうど下り普通列車がやってきたので一緒に撮ると731系・・・
この2車種、日本で唯一気動車と電車が連結して運転できる形式なんです・・・
左が気動車のキハ201、右が電車の731系です・・・
1日1本小樽から先の非電化区間を走ってきたキハ201に電車の731系を連結して札幌まで走ってきます・・・
【6/15 朝里~銭函にて】
キハ201を撮影した結果、撮影地近くまで行くバスがちょうど目の前で発車・・・仕方なくタクシーで・・・
撮影地の大体の場所しか知らなかったのですが、近所のおじさんに電車を撮りに来たと伝えると、行き方を教えてくれました・・・
「崖から落ちるなよ!」と注意をもらい向かってみると納得・・・
確かに崖だ・・・手すりもありません・・・
【6/15 3932M 朝里~銭函にて】
今回持ってきたカメラは一眼と記録用のミラーレス・・・
ミラーレスでもなんとか撮れないかと思い望遠アングルで一枚・・・
意外に撮れるものです・・・
ただパソコンで拡大するとやはり歪みがあります・・・これはレンズの問題かな・・・2Lサイズならば、全く分からない程なので性能はよさそうです・・・
この場所、冬はどんな景色を見せてくれるのでしょうか・・・機会があれば撮影してみたいです・・・
【6/15 JR北海道バスにて】
撮影地最寄の西春香バス停から小樽行のバスに乗りました・・・
国道5号線を地下鉄宮の沢駅から小樽駅まで結ぶ路線です・・・日中は1時間に1本間隔・・・
札幌方面の宮の沢行は行ってしまったばかりで1時間後でしたが、小樽行は10分後なので小樽行に乗車・・・朝里で降りて札幌方向に向かうことにしました・・・
路線バスとはいえ、4列シートの高速バス型・・・
乗り心地も速度も速く、快適でした・・・
朝里からは札幌へ・・・宿に寄り荷物を置いたら戦いの始まりです・・・
2018-07-01 00:00
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