最近の渋川 EL編＋プチ越後遠征

SLが運転されない冬の間、渋川では撮影対象がないかといわれると、そうでもありません・・・上越線は名前に「本線」こそ付きませんが、日本海側と首都圏を結ぶ大動脈です・・・優等列車は草津号くらい・・・それも渋川から北は吾妻線に入ってしまい上越線の列車かといわれると少し微妙・・・普通列車は通常2～4両と短く、ドアも手で開けなけれならない、ローカル線の雰囲気が漂っています・・・しかし貨物列車が深夜、日中共に走り回り、新津製作された車両の輸送や秋田で点検を終えた機関車の輸送など、日本海側から首都圏を目指す場合、必ずと言っていいほど上越線を通過します・・・そんな上越線に最近、変化が・・・それは北陸新幹線開業に伴い、信越本線の直江津～長野間がJRから分離されました・・・すると長野で検査を行っていた新潟の車両が隣県にも関わらず、わざわざ上越線を通り、中央線を経由して長野へ向かうようになりました・・・なんかすごく無駄な気もしますが・・・さらに新潟で車両の更新が始まると、廃車を長野で行う為、上越線を経由するようになりました・・・そんなバリエーションが増えた最近の上越線についてお送りします・・・

以前、横浜線で使用されて車両がインドネシアに向けて運ばれているとお伝えいたしましたが、南武線の車両でも行われるようになりました・・・横浜線の時と違い、渋川での普通列車の退避をしないダイヤになってしまい、渋川周辺では一枚しか撮影できなくなってしまいましたが・・・この車両は南武線からインドネシアに向けて送られた最後の編成・・・南武線を最後に走った原型の205系・・最後まで残った編成は感謝の気持ちからか、サンキュウ編成でした・・・鉄ちゃんの間では、新津で製作されたされた車両が輸送されることを新津配給（新配）、逆に新潟から海外へ輸出される際は逆新配とよばているのですが、個人的にはなぜかしっくりきません・・・

渋川周辺では、115系が元気に活躍していますが、新潟では1足先に置き換えが始まりました・・・不要になった115系を長野にて解体するため、新潟から送られてきました・・・

4両のL編成は長岡より南に入ってくる回数が少なかったせいか、撮影回数が少なかった気がします・・・それでもS編成と連結された7両を見ると、新潟市内に近づいている感じがしたものですが・・・あれも過去の物に・・・

ばんえつ物語も冬季運休になるため、最近余った客車が群馬にやってきます・・・こちらはその返却回送・・・休日とあってか、20人近くいました・・・本当は37号機を期待したのですが、残念ながら1001号機・・・丁度この頃が渋川が一番寒かったかもです・・・榛名山の雪をかぶり、私もこたつから出られなくなっていました・・・
最近の渋川EL編は以上でお終いです・・・

ここからはぷっちと越後遠征・・・あまりにも暇なので、乗ったことがないガーラ湯沢を目指してみました・・・
ただ行って、乗ってくるだけでは面白くないので撮影も兼ねての遠征です・・・最初に大宮からやってくるシュプール号を撮影すべく、土樽へ・・・改札口を出ると・・・信号機？が・・・

鉄道用の信号機です・・・片方はLED、片方は雪国でよく見かける大型カバーがついたタイプ・・・なぜこんなところに信号機が・・・点灯していれば、なおよかったのに・・・どうやら耐久試験を実施しているようです・・・

実は、通常の信号機だけでなく、中継信号機も屋根に設置されていました・・・裏から見ると信号機の博物館のようです・・・それにしても空き地を閉塞しているとは、なんとも面白い風景です・・・

肝心のシュプール号は、土樽駅近くの清水トンネルから出来てたところで撮影です・・・183系が使用されていたころは、専用のヘッドマークもあってかっこよかったのに・・・こんなところも合理化するとは・・・

撮影後、続行の普通列車に乗って、越後湯沢へ・・・新幹線に乗り換えます・・・湯沢を出発しわずか3分、目的のガーラ湯沢に到着です・・・博多南線と違い、新幹線感は全くありませんでした（笑）

折り返し線としても使用されているため、Ｅ４系2本の並びが実現しました・・・駅を出てシャトルバスで湯沢へ・・・駅前でおそばをいただいて渋川に退却です・・・あまりにも暇すぎて行ったプチ遠征、午前中で終了してしまいました・・・