磐越西線横断記 【前編】

短い夏休み、せっかくなので磐越西線を横断してきました・・・7月18日～20日、新津にある鉄道資料館にて大好きなＴ１８編成の1両が保存展示されることになり、特別に先行で公開されることになりました・・・私が住む群馬から新津へは上越線と信越線を乗り継げば普通列車でも行ける距離にあるのですが、新津を起点に走る磐越西線に乗車したことが無い事、今年の夏休みは長期間連続して休みが無いことを理由に磐越西線経由で新津を目指す計画を立てました・・・出発の7月18日、宇都宮線開業130周年を祝う記念列車が運転される為、寄り道がてら撮影すべく東大宮～蓮田の有名撮影地であるヒガハスへ・・・大宮から乗った普通列車にも三脚を持った同業者らしき方がちらほら・・・列車が元お召機と旧型客車の珍しい組み合わせなだけあって、人気の高さが表れています・・・天気が今一つだった為、順光である上り線側ではなく下り線側へ・・・撮影した結果がこの写真です・・・

十分な寄り道の結果を得ることができたので、本題の磐越西線に乗るべく郡山を目指します・・・途中宇都宮にてＥ５系が3編成並びました・・・

今回の旅の始まり、郡山にて・・・乗車した快速にはフルーティアが連結されていました・・・この列車に乗ってまず昼食を食べる磐梯町のラーメン屋を目指します・・・磐梯町駅はホームと改札を地下通路で結ぶ、近代的な構造の駅で東口はロータリーが広々しているのですが、駅前にはなにもない事が印象的です・・・昼飯のラーメンは磐越西線に撮影した際、よく訪れる「つぼの華」さん・・・私はいつもの特製醤油ラーメンを注文しました・・・ついでに道の駅ばんだいによって馬刺しを調達し会津若松を目指します・・・

磐越西線の運行系統の分かれ目である会津若松駅です・・・郡山方、新津方共に只見線の方向に向いてから駅へ進入してくるため、1番線～3番線は頭端式であるため、ターミナルの雰囲気が漂っています・・・

駅前には貨物駅の上屋が残され、オフレールステーションとしてトラックにより貨物輸送が今も行われていますが、トラック輸送ならばここまでの設備が駅前にあるのはちょっともったいない感じがします・・・

駅の只見側には引き込み線があり、ちょうどばんえつ物語号の客車が停車していました・・・

会津若松からはそのばんえつ物語号に乗って、新津を目指します・・・後ろの展望車から・・・天気が良ければ気持がよさそうな大きな窓でした・・・

野沢の10分停車でＳＬの運転室に入れていただきました・・・運転室内は熱気がこもっており、とても熱かったです・・・・

もう一枚運転席から・・・視線を最小限動かすだけでスタフ、懐中時計、前方が見れる配置になっていました・・・そのあたりにある保存されているＳＬと違い無線とＡＴＳ関係の機器が所狭しと並んでいました・・・あのパトライトは何の為にあるのでしょうか・・・

津川にて・・・塗装も一新され、ちょっとかっこよくなったばんえつ物語号の客車・・・普段見慣れている高崎の青色の12系と同じ車両とはとても思えません・・・

ばんえつ物語号に乗ること3時間・・・新津駅に無事到着しました・・・この列車は終点の新潟を目指しもう少し走りますが、私は本日の宿がある村上を目指します・・・

その村上行きの列車では今時珍しいサボ替えが行われていました・・・東北のキハも方向巻が設置され、サボ自体が使われていなかった為、これには驚き・・・磐越西線を走破してしまいましたが、以上で前編を終了し、来週後編をお送りします・・・

コメント 2

磐越西線から羽越本線へ。乗り鉄はの私も新津－新発田間は何十年も昼間に乗ったことがないです。新潟のキハはサボが生きているんですねえ。日本で最後のキハになったりして。
by やまびこ３ (2015-08-05 07:38) 

やまびこ３さん・・・
新津～新発田は本数も少なく、接続もいまいちなので移動時間は短いのですが、新潟周りのほうが早く着く場合もありますからね・・・今回1往復しましたが、まだ寝台特急日本海で通過した回数のほうが多いです・・・
話は変わりますが、日本最後の国鉄キハは山口ではないかと予想しています・・・
by 燕っ子 (2015-08-09 11:25)