磐越西線横断記 【後編】 [C57]
前編で磐越西線を横断してしまいましたが、後編スタートです・・・磐越西線を横断後、羽越本線の普通列車に揺られ、村上にて一泊・・・その後再度、磐越西線に戻り咲花を目指しました・・・このカットは前日の7月18日から今シーズンの運転を開始したSLばんえつ物語号咲花発車の一枚です・・・ヘッドマークがちょくちょく変わり、撮影する側としては変化に富んでうれしい限りですが、今回のヘッドマークは、いつものオコジロウには出演をご遠慮いただいた代わりに風格が伴う奇麗なヘッドマークでした・・・前日乗車した際にこのマークを見て、このマークが目立つカットが欲しいと考え、このアングルにしました・・・客車に描かれているマークと同じマークがヘッドマークにも描かれ一体感があります・・・当日は発車の際に多くの煙とドレンを出してくれたおかげで、迫力のある一枚になりました・・・なかなか撮影に通えないばんえつ物語号ですが、今シーズンはもう一度訪れてみたいです・・・
村上にて宿泊した理由は、この列車を撮影する為・・・東北とディズニーランドを結ぶ不定期列車「わくわくドリーム」です・・・今や貴重となった583系を使用するこの列車・・・583系の車齢を考えると、近いうちになくなってしまうかもしれません・・・
その後、やってくる普通列車は少し間島よりの陸橋にて・・・雲が厚く、水平線がはっきりとしなかった為、わくわくドリームもこちらで撮影すれば良かったです・・・ちなみに編成は、新新潟色+国鉄急行色+首都圏色と気動車らしく変化に富んだ編成でした・・・
撮影後、村上を後にし磐越西線咲花へ・・・こちらでばんえつ物語号を撮影後、目的地の新津鉄道資料館を目指します・・・今回の旅の目的はこの車両達(というよりT18)に出会う為・・・なんとか無事に目的地に着きました・・・
お目当てのT18編成に使用されていたクハ481-1508号車・・・おでこのライトが2つあり、前照灯が4つあることから4つ目と呼ばれていました・・・他にはテールライトが飛び出ているから出目金・・・車両の顔が電気釜に似ているから電気釜・・・これだけあだ名が付けられているだけ、人気のあった車両でした・・・
現役時代には見れなかった運転台・・・中には入れませんでしたが撮影することはできました・・・いつか入ってみたい・・・
続いて妻面・・・つまり後ろです・・・20-5秋田総合車セの表記が気になりました・・・ピカピカになって出てきたあの時、「いなほ」で活躍する姿を撮影したのを思い出しました・・・
オコジロウとオオミは「ばんえつ物語号」のヘッドマークから消えたと思っていたら、こんなところにいました(笑)
続いてDD14の後ろ側を・・・私が撮影に行くと背合連結の為、こちらも見ることの出来なかった箇所です・・・
続いて運転台に・・・こちらは入ることが出来ました・・・回転窓が並びいかにも、厳冬で働く車であることがわかります・・・運転台が入れ替え機DE10と同じく横向きなのには驚きました・・・低速でラッセルを実施するため、長時間顔を横に向けなければならず、運転士さんは大変苦労したのではないでしょうか・・・
天気も良くなってきたので、並びをパチリ・・・この後、屋根が取り付けられるそうで、基礎工事はすでに施工済みでした・・・屋根が完成し、車内が公開されるタイミングでまた訪れたいです・・・
最後に・・・資料館ではお弁当やグッズの販売するイベントが行われていました・・・駅弁を売っていたおじさんが、「この雪だるま弁当の色はイベント限定だよ」と言われ思わず買ってしまいました・・・昔、オレンジや緑は見かけた事があったのですが、確かに黒は見たことがありませんでした・・・
2015-08-09 00:00
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